CLIP STUDIO PAINT アンチゴチ
アンチゴチについて
漢字がゴシック体で、ひらがな・カタカナがアンチック体(太明朝)という組み合わせになっている書体。 昭和初期に作られ、60年代に漫画の吹き出し用として一気に普及した。 今では漫画用フォントは、アンチゴチを使うのが当たり前になっている。
アンチゴチの利点としては、紙質が悪くて読めるようにあまり細くない書体だということ。 絵とのバランス。絵の強さに負けないように、それなりの太さがある。 読みやすさの観点から、ひらがな、カタカナは太明朝になっている。 すべてゴシックだと硬すぎる印象があり、長文にはあまり向いていないし、セリフらしさも薄れてしまうように感じる。 明朝は少し有機的な雰囲気がある。
アンチック体とゴシック体を組み合わせたのでアンチゴチと呼ばれていたが、 現在はアンチック体という言い方でよいみたい。 アンチック体は太明朝の線の強弱少な目の丸みの帯びた書体のこと。
クリスタ付属フォント I-OTFアンチックStd B(イワタアンチック体B)
クリスタには I-OTFアンチックStd B(イワタアンチック体B)というアンチゴチが付属している。 v3.0から同梱ソフトとなり、クリスタ以外では使えない仕様。 フォントデータはクリスタ内部にあり、個別のフォントデータとしては存在していないようだ。

フリーのアンチゴチ 源暎アンチック
https://okoneya.jp/font/genei-antique.html
オープンなフォントをベースに2015年に作られたもの。 バージョンは上がっていて、最新版はVer 6.0aとなっている。 イワタアンチック体Bよりもすっきりした印象のアンチゴチで、画数の多い漢字でも潰れにくくなっている。 また半角英数字は印象が大きく違う。 クリスタ以外でも自由に使えるので、これを常時使うというのもありかもしれない。
