CLIP STUDIO PAINT EX
コマ枠、吹き出し線太さ
コマ枠線の太さ
個人的にはコマ枠ツールを使わず手描きで乗り切るつもり。 漫画は手描きの感触を大事にしたいので、あまり機械的なきっちりした線は使いたくない。 手描きであれば、滲みや太さが変化する。この程度が丁度良い。 昔銀塩写真の自家プリントで、視野を網羅するためにフレームを削って、枠までプリントしていたが、あの感覚を採用したいという思いも強い。

コマ枠線の太さはB5印刷時に約0.5mm程度とした。 原稿は0.5x1.25=0.625mmとする。 ちなみにキャンバスサイズB4で600dpiで描く場合、1px当たりをミリに変換すると、0.042mmとなっている。 これを80%縮小すると、0.034mm。 これを見ると、0.5mm幅の線は14~15pxぐらいということになる。 拡大すると以下のようになる。結構ガタガタ解像度という印象だけど、印刷すればインキが滲んでガタガタは失われると思われる。不満があれば1200dpiに上げて描くしかないだろう。 ペンは標準で搭載されている「ざらつきペン」0.8mm程度を使用。

ちなみに太さなどを計測するにはルーラーが粗すぎて使えないので、直線定規ツールで目盛り表示にするとよい。0.01mmまで表示される。
コマ枠の隙間は縦5mm、横3mmとした。
吹き出し線の太さ
枠線よりも若干細い線が適当に思えるので、B5印刷時に約0.3mm程度。 原稿は0.3x1.25=0.375mmとする。 ペンは「ざらつきペン」0.5mm程度を使用。


描画線の太さ
線は、枠線や吹き出し線よりも細く、太くても吹き出し線の0.3mm程度。 細目の線を引いて、拡大すると解像度の粗さが目立つが、問題はないと思われる。 ペンは基本的に「リアルGペン」。
