TOYOTA PROBOX G 4WD(寒冷地仕様)メーター
TOYOTA PROBOX G 4WD(寒冷地仕様)のメーターまわり
説明書が全グレード対応ということもあり、分かりにくい上に説明不足でマニュアルとして機能していない部分が多々ある。なんでこんなに出来が悪いのだろう? ということで所有しているG 4WD専用のマニュアルを作り直すことにした。
アナログ表示はスピードメーターだけで他は表示灯と液晶画面という構成。 デンソー製の古典的とも言えるメータとなっている。 操作系のボタンは基本1個で、これで切り替えから設定までをこなすという、操作性を犠牲にしたローコスト化を行っている。 調整する頻度の少ない時計だけに2個もボタンを使っているので、もう少しなんとか出来たように思えるのだが。
上記は、Gグレード 4WD寒冷地仕様の全ての警告灯等が点灯した状態を絵にしてみた。 安全装置のToypta Safety Senseも付けたので、それらも表示されている。 印象としては配置が整理されていない。重みづけもバラバラ。 点滅で異常だったり、点灯で異常だったり、そういうところも一貫性がない。 安全面でそういう表示って問題だと思うのだが・・・
他グレードとの違いは、 4WDなのでアイドリングストップは無く、点灯しない。 アイドリングストップは迷惑だと思っていたので丁度良かった。 またフォグランプを追加していないで、これも点灯しない。
下動画は、エンジンをかけた時のメーターまわりの表示。 すべての警告灯が表示されるわけではない。半ドアとかライト関係は表示されず、 コンピューターの起動と同じように、システムがチェックしているかんじの点灯タイミングとなっている。問題がなければ、ほとんどの警告灯は順次消えて行く。
警告灯色の意味
色は自動車共通で、意味は理解しておいた方が良い。信号と同様で赤は走行してはいけない状態で、黄色は注意。青、緑は、お知らせという感じ。 確実性から同じマークでも色が違うと、場所が変更され別ランプとなっている。
- 赤:重大な異常、故障の可能性
- 黄(オレンジ):異常があっても重大な故障には直結しない
- 青:点灯したまま走行しても問題ない
- 緑:正常に作動している状態を示す。
方向指示表示灯(ウィンカー)/ ハザードランプ
方向指示灯(左右どちらか点滅)及びハザードランプ(左右両方点滅)使用の際に点滅。 点滅速度は60~120bpm。
ハイビーム表示灯 / AHB(オートマチックハイビーム)
- 青:ヘッドランプがハイビームのとき点灯。
- 緑:オートマチックハイビームが作動中の時に点灯。条件に応じてロービームとハイビームを自動的に切り替える。
- 黄:オートマチックハイビームの異常。
尾灯表示灯
前後のスモールランプ使用の際に点灯。
エンジン警告灯
エンジン電子制御システムの異常、電子制御スロットルの異常。
油圧警告灯
エンジンオイルの圧力異常。
充電警告灯
充電系統の異常。
高水温警告灯 / 低水温表示灯
- 高水温警告灯(赤色) :点滅または点灯したときは、オーバーヒートのおそれがある。
- 低水温表示灯(青色) :水温が低い場合に点灯するが、そのまま走行しても問題ない。暖機が済めば消灯する。
PCS作動表示灯 / PCS警告灯
PSC(プリクラッシュセーフティシステム)は、進路上の作動対象(車両、歩行者)を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突回避操作を補助。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断したときは、自動的にブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与する。
PCS作動表示灯点滅&ピピピ音=衝突警報
段階に応じてPSCが作動していく。警報からはじまり、プリクラッシュブレーキアシスト、最後にはプリクラッシュブレーキの作動となる。
PCS作動表示灯点灯=PSCの異常
PCSの異常。
PCS警告灯(OFF)
牽引や、チェーン装着時、タイヤを空転されたり、タイヤの性能を発揮できないときはPCSをOFFにする。 下写真のボタンが押すとPCS警告灯(OFF)が点灯しPCSが停止する。
LDA(レーンディパーチャーアラート/車線逸脱警報)表示灯
白(黄)線の整備された道路を50km/h以上で走行中、車線からの逸脱の可能性を運転者にブザーと液晶表示で警告。 LDAは、フロントウインドウガラス上部の前方センサーで、白(黄)線を認識する。
- 緑:LDAが作動中に点灯。
- 黄:LDAシステムの異常
液晶表示
液晶表示は以下のようになる。
白線表示が2本線のときは、システムが線を認識中。 車両が車線から逸脱した場合、逸脱している側の白線表示が点滅する。
白線表示が1本線のときは、システムが線を認識できていない。
LDAを停止させたいとき
下記ボタンを押すことで、LDAが停止し、ランプは消灯する。
ABS&ブレーキアシスト警告灯
ABS(アンチロックブレーキシステム)は急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロックを防ぎ、スリップを抑制する。
ブレーキアシストは、急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させる。
点灯した場合は、ABSの異常、ブレーキアシストの異常。
燃料残量警告灯
燃料の残量が約7.5 L以下になった場合点灯。
スリップ表示灯 / VSC TRC
いずれも駆動力や車両の方向安定性を確保するためのシステム。
VSCシステム(Vehicle Stability Control)
急なハンドル操作や、すべりやすい路面で旋回するときに横すべりを抑え、車両の姿勢維持に寄与。
TRCシステム(Traction Control)
すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力確保に貢献。
ヒルスタートアシストコントロール
上り坂で発進するときに、車が後退するのを緩和。
点灯
- VSCシステムの異常
- TRCシステムの異常
- ヒルスタートアシストコントロールシステムの異常
点滅
- システム作動中。
TRCを停止させる
わざわざ停止させるシチュエーションとしては、ぬかるみや砂地・雪道などでタイヤが空転したり、埋まり込んで動けなくなったときなどに使用するようだ。
下記ボタンを押すとVSCシステムが停止し、TRC OFFが点灯する。 もう一度押すとシステム作動可能状態に戻る。
TRCとVSCを両方停止させる
上記ボタンを3秒以上押す。 TRC OFFとVSC OFFの両方が点灯する。 さらにPCS(プリクラッシュセーフティ)も停止する。 もう一度押すとシステム作動可能状態に戻る。
ブレーキオーバーライドシステム / ドライブスタートコントロール警告灯
ブレーキオーバーライドシステムは、アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたときに作動する安全装置。
ドライブスタートコントロールは、アクセルペダルを踏み込んだまま、シフト操作が行われたときに作動する安全装置。
点滅した場合
- ブレーキオーバーライドシステムの異常
- ドライブスタートコントロールの異常
点灯した場合
ブレーキオーバーライドシステム / ドライブスタートコントロールが作動している状態。
セキュリティ表示灯
キーをエンジンスイッチから抜くと、イモビライザーシステムの作動を知らせるためにセキュリティ表示灯が点滅。 車から降りた状態で常時点滅。これによってバッテリーが上がることはない。 これは盗難防止システムで、キーに内蔵されたIDコードでないとエンジンがかけられないようになっている。キーを挿すことで表示灯は消える。
これを知らないと、車から降りて鍵をかけても、中で何か赤いアイコンが点滅しているので異常が起きているように見えて気になってしまう。
SRSエアバッグ / プリテンショナー警告灯
SRSエアバッグシステムの異常、もしくはプリテンショナー付きシートベルトシステムの異常
パワーステアリング警告灯
EPS(エレクトリックパワーステアリング)の異常
半ドア警告灯
いずれかのドアが確実に閉まっていないとき点灯。
ブレーキ警告灯
ブレーキ液の不足 ブレーキ系統の異常
シートベルト非着用警告灯
運転席・助手席シートベルトの非着用
パーキングブレーキ表示灯
パーキングブレーキがかかっているときに点灯
エコドライブインジケーターランプ
環境に配慮した運転をしているとき、エコドライブインジケーターランプが点灯。 余計なお世話という気がしないでもない。 今のところ、渋滞にはまらず、普通に走っていればECOは点灯しっぱなしという印象。
マルチインフォメーションディスプレイ(液晶)
バックライトで常時こんな感じの見え方となっている。 表示内容は時計、燃料計、ギアポジションが常時表示される。 操作性が悪く、マニュアルも不十分な説明しかなく、実際に確認しないと動作が分からない。完成度が低すぎる・・・
ポジションのアルファベットは、あまり見ないひび割れたようなスタイル。 各文字が最も見やすいプロポーションになるように試行錯誤した結果だと思われる。
そして車と車線の絵が、LDAの状態、先行車発進告知機能。
ODO/TRIP DISPと書かれた、表示切りかえボタンを押すことで、以下の7モードが切り替わる。 周囲が暗い状態でランプ点灯時は、さらに照度調整表示モードが追加される。 これは明るい日中では表示されないので注意が必要。 理由は環境が明るい状態では調整ができないためと思われる。
ODO 積算走行距離
オドメーター。走行した総距離を表示。
設定画面
ODO画面の状態で、表示切りかえボタン長押しで以下の設定画面に切り替わる。
TRIP A
トリップメーターA 距離を計測したいときに利用する。下のTRIP Bと合わせて2個利用できる。
表示切りかえボタン長押しで0にリセット。
TRIP B
トリップメーターB
表示切りかえボタン長押しで0にリセット。
外気温
-40℃~50℃のあいだで表示。
瞬間燃費
走行中に現在の瞬間燃費が表示される。
AVG. 平均燃費
前回リセットしてからの平均燃費を表示。 表示切りかえボタン長押しで0にリセット。
RANGE 航続可能距離
運転履歴から学習した燃費と現在の燃料残量から算出した走行可能な距離を表示。
メーター照度調整表示
メーター類のランプの明るさを4段階で調整できる。
周囲が暗く、ヘッドランプもしくはスモールランプが点灯しているときに表示切りかえボタンを押して行くとRANGEの次に照度調整が表示される。 4段階の調整が可能で表示切りかえボタンを約1秒以上押して調整する。 納車時点では上から2番目の明るさとなっていた。
周囲が明るい時にどうしても調整したい場合は、ダッシュボード上にあるセンサー(上図)をふさげば周囲が暗いと誤認識するので、その状態で調整は可能。
時計
常時表示される時計は、上記の二つのボタンを押すことで時刻合わせする。 Hは「時間」、Mは「分」を設定。同時押しすると「分」が四捨五入され30以上であれば「時間」がカウントアップされ、29以下であれば「時間」はそのままで、「分」は00にリセットされる。