CLAPi CardinalBOGAUDIO Oscillator
標準VCVモジュールでは痒い所に手が届かないことが多い。 そこで似たようなベーシックなコンセプトで、もう少し細かな調整ができるモジュールを探す。おそらく最も標準に近く数多くのモジュールが用意されているのがBOGAUDIO。 これを使っていくことにする。
u-heのデモなどを見ると高機能なMutable Instrumentsなどを使っていたので、少し試してみるが、ひとつのモジュールに多くの機能が搭載されていて、省スペースで高パフォーマンスを目指しているのが分かる。 高機能モジュールは、アプリ操作のような使い方なってしまうので、プログラミング的な感触が得られない。 まずは単機能のモジュールを複数つないで、ローレベルのプログラミングのようなことをやろうと思っている。 そういう意味ではBOGAUDIOはちょうどよいモジュール群。 ただシーケンサーなどは弱いので、Impromptuを使うことにした。 BOGAUDIOのモジュールは、いずれも電気や音声処理の基礎知識が要求され、見方によってはひじょうにハードルが高い。
FM-OP
FMオペレータということが、正確にはPhase Modulationオペレータ。 よってFM入力は他モジュールとは意味が違ってDX7のような変調を行うためのもの。 DEPTHで変調レベルを調整する。 またENV付でフィードバックもかけられる。 音程はレシオで0.01~10まで。 ということで、これひとつで音源として成立するお手軽FMモジュールとなっている。 このモジュールをベースに複数オペレータを使ったアルゴリズムを作ればDX7のようなことはできる。 なおキースケーリングなどには対応していないので、他モジュールと組み合わせるなどで実現すればよいのかな。