VSTe expander/noise gatedigitalfishphones FLOORFISH 無料
2002年にリリースされたVST2プラグインなので、もう20年以上前になる。 今更のレビューだが、まだまだ便利に使えるところがすごい。 FLOORFISHはノイズゲートだが、スレッショルド以下を完全に無音にするような使い方というよりは、ナチュラルにフロアノイズを下げる使い方が正解。つまり余韻のある音に対してプツっと切れることなく、自然な余韻を残しつつ、フロアノイズを好みのレベルまで下げることができる。
https://www.digitalfishphones.com/
以下に分かりやすいサンプルを用意してみた。まずはたっぷりの真空管ノイズの中で500Hzの信号を鳴らしてみる。次にFLOORFISHを通して、ノイズ成分が激減しつつ、信号音の立ち上がりと、減衰の自然さは、それほど損なわれていない。 微調整すれば、ディテールの維持と許容範囲のフロアノイズのバランスを取ることが可能。
detect freq 40Hz~12kHz
対象となる音の中心的な周波数を設定。その音のレベルに応じて、ノイズゲートが作動するので、一番大きな音が出るポイントに合わせるという考えでよいと思う。
listen
上記detect freqで設定された音を聞くことができる。反応して欲しい音がクリアに聞こえていればよい。
sense
感度を調整。感度が良すぎるとぎこちなさを招くため、適度な調整が必要。
soft
これをONにすると、機敏すぎる動きを緩和して、スムーズにゲートが動くようになる。 コンプのkneeのような感じ。
インジケーター
入力音に対する反応をチェックできる。反応していればいるほど明るくなる。 sense、detect freq、attackの設定指標となる。
expansion
フロアノイズをどこまで圧縮するかを設定する。1:1は何もしない。gateにすると無音になる。 余韻を聞いて判断するとよい。LEDがたくさん点灯すると、それだけ圧縮していることを意味する。
attack
アタックタイム:応答スピードの調整。ドラムなどの打楽器の場合は速くする。
release
リリースタイム:解除スピードの調整。音のテールを聞きながら不自然にならないように調整する。
bypass
一時的にノイズゲートを無効にする。
stereo
ステレオの場合はONにすること。ステレオでOFFにしてしまうとモノラル信号として出力されてしまう。