アコースティックギター ナット交換
ギターのナットの調整が不十分でビビリが出たので、ナットを交換した。ナットは名古屋にある大和マークというところで購入。フレットなどのギターパーツなどを一般にもネット販売していて、リペアする人には有名な店らしい。
大和マーク
http://www.daiwamark.com/
牛骨ナットNo.T-1420 44×5×8mm 315円
元々のナットを取り外して、クリーニング後、買ったナットを適正サイズにしてはめ込む。作業は簡単そうだが、かなり繊細な作業で、それなりに苦労した。
見た目はイマイチの出来となってしまった。なんか波打っている。弦は半分ナットに埋まって、半分は出ている状態。
溝の深さについては、フレットの高さよりも若干高く設定した。以前はフレットと同程度で調整したら、使っているうちに、フレットよりも低くなって音がビビリ出した。それを考慮してフレットよりも0.1mm程度高くした。本来はフレットと同じ高さに調整した方がオクターブ調整などもよりスムーズになると思う。
溝切りは適当なヤスリを使って行ったが、これはかなり重要な作業なので、もう少し慎重にやるべきだった。弦が挟まってしまうような溝は最悪で、チューニング時にカキッとか鳴るのは、この部分の調整が悪い証拠だと思う。弦がスムーズに動けるような溝で、なおかつ左右(上下?)にはズレない溝であるべきで、かなり繊細な作業だ。ルーペで見ながら調整したけど、今後は溝切り方法と、精度の出し方は考えたほうがよさそうだ。ナットの加工がうまいと開放弦を鳴らしたときの音が全然違うと思う。初めてのナット加工は40点といったところ。次回は0フレットの考え方で作ってみようかな。