u-he MFM2 FX Granular
挙動が厄介で、ちょっと触ったぐらいでは理解できない。一般的なグラニュラーというよりもピッチをコントロールするFXだと思った方が扱いやすいかも。 ピッチはTransposeで±12で扱える。1にすれば半音で、12にすればオクターブ変わる。
比較のために分かりやすいサンプルを作ってみた。 フィルターなし、Granularなしで、こんな感じでフィードバックさせた。 ディレイは1/4で、線とぴったり合っている。 この音にGranularをかけて挙動を確かめてみる。
Forward Base:Sync
BaseがSyncということで、粒の長さがDAWのテンポに合わせて自動調整される。 同じ設定にしておいても、テンポが変われば、粒の長さも一緒に変わる。
Size:20、Transpose:0
Granularなしと、ほとんど変わらない。
Size:20、Transpose:1
上記との違いはTransposeを1にしたところ。 波形がコマ切れにされ再構成されている。 そしてディレイされるたびに半音上がっていく。
Size:50、Transpose:1
コマ切れのサイズが大きくなっているのが分かる。
Size:75、Transpose:1
粒サイズが大きすぎる例。音に合わせてうまくSize を決定する必要がある。
Forward Base:Second
BaseがSecondなので、絶対時間で粒の長さが決定される。一番長くしても1秒まで。 それ以外はSyncと基本動作は変わらない。
Size:80、Transpose:-1
Transposeが0であれば、Sizeを変更しても効果はほとんどないが、それ以外であればグラニュラーぽくなる。 下記設定ではディレイのたびに半音下がっていく。
Reverse Base:Sync
Size:0、Transpose:0
ウェットがReverse再生されるはずだが、下記設定ではGranularなしと同等。 テンポの同期も問題ない。 リバース0ということかな?
Size:1、Transpose:0
Sizeが小さいためコムフィルタのような効果になりピッチがおかしくなる。 また同期がズレて遅い方向になる。 基本的にディレイなので、多少のズレは問題になることはない。 音色や目的に応じて、最適な設定を見つける必要がある。
Size:20、Transpose:0
Sizeが大きくなると明らかにテンポがズレてくる。 グラニュラーらしい音ではある。
Size:40、Transpose:0
こうなるとディレイとは違うものとして扱う必要がある。 もはや揺らぎFXというかんじ。 サイズの調整は重要だということ。
Size:5、Transpose:1
ディレイごとに半音ピッチが上がっていく。 ディレイタイムは1/4なので、ピークのズレは大きいが、ピッチは少し前で変わっている。それでも若干ズレいる。いろいろ謎の挙動で、これ以上は設計的な部分を解析しないとよくわからない。
Reverse Base:Second
Size:50、Transpose:0
ディレイの同期はズレるがピッチは変なことが起きず、音色も使える感じ。
Size:50、Transpose:-2
ディレイのたびにピッチが1音ずつ下がる設定。 絶対時間Secondの場合は、音色に合わせてSizeを微調整しないとピッチがおかしくなりやすい。