u-he Zebra3 Exciter 1~2 (GENERATORS RACK)
ModalやCombにパルスを送るためなどに使われる多目的インパルスジェネレータ。 パルスを細かく制御できる比較的分かりやすいモジュール。 基本的には、Karplus-Strongアルゴリズムに基づいている物理音源の発振器部分と考えてよいと思う。

ファイナルベータ版から今までのu-he製品にはなかった方向のUIが採用された。 ノブを動かすとアイコンがアニメ化されて、現在の状態が視覚的に確認できるようになった。 ちなみに、前のバージョンは以下のようなUIだった。 個人的には従来のUIの方が一望でき、使い勝手がよいと思えてしまう。 新しいUIは、現在の状態のみ視覚化されるため、振り幅が見えないという欠点がある。 アニメは楽しいが、実用性からすると疑問が出てしまう。 見た目をごちゃごちゃさせず、フラットにしたかったのだろうか。

Trigger

発音のためのトリガーの選択。 通常のノートONだけでなく、LFO、MSEG、あるいはノートのリリース等によってもトリガー可能となっている。
Stereo

- Off:LR同様のパルスになる
- Alternate:2番目以降、LR交互にパルスが生成される。
- Random LR:2番目以降、LRどちらかにランダムにパルスが生成される。
- Random Pan:2番目以降、LR間にランダムにパルスが生成される。
下図がそれぞれのモードを試したもの。

Number 1~128

発生させるインパルスの数を設定。 パルスには音程はなく、どのノートを指定しても同じ音がする。

パルス4個設定を拡大すると以下のような波形になっている。

Distance 1~150ms

複数のインパルス間の距離を設定。 下は50に設定したとき。単位はmsと思われる。

Stiffness 0~100

フェルトマレット「ドン」からハードスティック「カチッ」までを連続的にコントロール。 質感の調整ということだが、上記各種パラメータによって音の出方が大きく異なる。 音量とプラスマイナスの触れ方も変わるため、総合的に判断する必要がある。
Envelope -150~150

やや複雑な波形の変化を1個のアイコンアニメだけで見せるのは厳しいと思う。 下のような従来のスタイルの方が直感的だと思う。

複数のインパルス用のアタック/ディケイエンベロープ。0.00(上中央)は一定の音量を意味する。 下図はNumber8に設定したときの波形。

Bounce -100~100

これも微妙なアニメアイコンとなっている。やはり従来の方が分かりやすい。

複数のインパルスの加速度の設定。0.00 は一定速度になる。

Noise 0~100

ノイズ追加によって、クリック音を効果的に和らげることができる。 ノイズは、パルスそのものに乗る感じで、振幅、位相、LRにも影響を及ぼしている。 パルスがチリチリとしたノイズ成分になるようなイメージ。

下サンプルは、初めにNoise=0で、次にNoiseを50ぐらいにしたもの。
Colour -100~100

ノイズの音色を調整。
Jitter 0~100

上記の4つのパラメータにランダム性を設定。

Volume 0~100

音量レベルの調整。 このモジュレーターは、Modalやcombを通すことを前提としているため、 出力レベルは高く、直接扱う場合は注意が必要。