u-he ZEBRA legacyウェーブテーブルの作成
サンプル数について
今時のソフトウェアシンセのウェーブテーブルサイズは2048~1024サンプルで256フレームぐらいある。 Zebraのウェーブテーブルサイズは128サンプルで16フレームしかない。 これはWavetableの元祖PPGと似たようなサンプル数で前時代的だが、とってもミニマル。 個人的にはこの少ないサンプル数は好き。
外部wavファイルから作成する方法
Zebra legacyではwavファイルを直接読み込めないため、外部ツールを使用する。 お勧めは以下のツール。
Wav2Zebra2Osc
https://github.com/perivar/AudioVSTToolbox/releases
wavファイルを各セルにドラッグして、エクスポートするだけでZebraで利用可能なウェーブテーブルである.h2pファイルが作られる。 適当な長さのwavでも128sampleにダウンサンプリングされるので、サンプリング周波数を気にする必要はない。
また波形をモーフィングすることもできるので、必ずしも16フレーム分用意する必要はない。 これをu-he\Zebra2.data\Modules\Oscillator\に保存し、Zebraから読み込めば利用可能になる。
Zebra legacyのウェーブテーブルの解像度は粗く、高解像度なウェーブテーブルを変換して取り込んでも同じような感じにはならないだろう。Zebra legacyならではの使い方を探求した方がよさそうだ。基本的にPPGの考え方に近いので、PPGのサンプルは参考になると思う。