u-he ZEBRA legacy
Preset Browser
u-he独自の検索も可能な使い勝手の良いPreset Browser。 プリセットを選択するだけなので、普通はそれほど凝らないのだが、u-heはかなりこだわりがあるようだ。 膨大なプリセットがあることを前提とした作りで、検索や絞り込みが自在に出来るようになっている。 タグ、キーワード、履歴、演算子などを使って検索が可能。
検索
プリセットは保存時に、プリセット名以外にAuthor、DESCRIPTION、USAGEを自由に書ける。 プリセット名で感心するのは、例えば「bass 1」のようなパッチがすでにあった場合、新たに保存しようとすると「bass 2」と自動で番号がつく。上書きする場合は、ちゃんと訪ねてくるので、何かと失敗がないし、効率よくパッチを作っていける。 またPRESET INFOにて、CATEGORIES、FEATURES、CHARACTERなどのタグ情報も入れることが出来る。
またお気に入りを色別で目印がつけられるので、用途に応じて目印をつけておくと何かと便利。 下は、TAGSのところで検索した例。
CATEGORIES=Bass
FEATURES=Mono
CHARACTER=Clean
上記を選択すると、それらのタグが付いたものをリストアップしてくれる。 もちろんキーワードで普通に検索することも可能。
カーソルでパッチを選択
カーソルで次々パッチを切り替えたい場合はよくある。 はじめカーソルが機能していても、何かの操作をすると、カーソルが無効になってしまうときがある。
cakewalkの場合は「キーストロークをプラグインで使う」ボタンをアクティブにすることで、常時カーソルでパッチを選択できるようになる。
MIDI Programs
このMIDI Programsフォルダは特別で、ここにパッチを入れておけば、MIDIプログラムチェンジメッセージでパッチを選択できるようになる。最大128個なのはMIDIの仕様。 注意点としてはDAWがZebraを読み込むときにMIDI Programs内のプリセットを読むため、新たなパッチを作った場合は、Zebraを再読み込みする必要がある。