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あちゃぴーの自転車通勤
u-he ZEBRA legacy

VCF

Zebraの基本フィルターであるVCF。 他にもモジュールとしてはXMFというフィルターもあるが、こちらの方がCPUにやさしい仕様になっている。

Generators rackでは4個使えるが、FXグリッドにも2個同じものが存在するので、Zebraとしては最大6個使える。下はFXグリッド版VCF。

Filter Types

普通はLPさえあれば事足りるのだが、Zebraには7種類23個用意されている。 LPだけで12個あるので、どれを使ってよいか迷うところだ。 選択するフィルタータイプによって、パラメータ構成が変わるので注意。

LP Xcite

24dBのローパスで、周波数に依存したエキサイターで高域を強調。 なお、これがパラメータ構成の基本で、パラメータ内容が違う場合は、そのフィルタタイプのパネルの絵を入れておいた。

LP Allround

2CPUに優しい24dBのローパスで、Driveを介して強い共振と滑らかな発色を実現。 ボリュームがあり、派手な音になるので、インプットもResも控えめにした方がいい。

LP MidDrive

リードに適している。

LP OldDrive

偶数のハーモニクスを追加したヴィンテージ・サウンド。

LP Formant

ボーカルフィルタータイプ。非共振12dB/オクターブのローパスと共振フォルマントステージを組み合わせ。 VowelパラメータはA-E-I-O-Uをモーフィング。 右側アシンブル・ノブはVowelパラメータを動かす。 下サウンドはFormantを最大にしてVowelパラメータを動かした状態。人の声のようになる。

LP Vintage

24dBのロールオフを備えたCPUにやさしいアナログモデルのトランジスタラダー。

LP 12dB

LPオールラウンドの12dBバージョン。

LP 6dB

非常に浅いロールオフ、非共振のシンプルなローパスフィルタ。

BP RezBand

共鳴12dBバンドパス。

BP QBand

もう一つの共鳴型バンドパス。

HP 24dB

共振24dBハイパス。

HP 12dB

上記の12dBバージョン。

BR Notch

24dB ノッチフィルタ。

EQ Peaking

ピーク/リジェクトフィルター。Res はピークの傾きをコントロール。ゲインは-20dB (深いノッチ) から +24dB (強いピーク) の範囲。このタイプはGainが0の場合はほとんど影響がない。

EQ LoShelf / EQ HiShelf

パラメトリック EQのShelf。 EQ ピーキングと同様に、Gain は周波数レンジ(ローまたはハイ)を減衰またはブーストし、Res パラメーターはスロープをコントロール。

AP Phaser4

4段のオールパス(AP)フィルターを使用して、典型的なフェーシング・エフェクトを生成。Cutoff は中心周波数をコントロールし、Res は強度をコントロール。

AP Phaser8

8段のオールパス(AP)フィルターを使用して、典型的なフェーシング・エフェクトを生成。Cutoff は中心周波数をコントロールし、Res は強度をコントロール。Splitパラメータで8ステージをデチューン。

LP Vintage2

自己発振が可能なLP VintageのCPU集約版。

上記のような設定でノイズを使って発振させると、割ときれいな口笛風の音になる。 ノイズは音程を持たないけど、フィルタが自己発振してくれるので成立する。

SR Decimate

フィルターではなく、サンプルレートリダクションプロセッサー。 サンプリングレートをいじっているらしく、下げると音程も成立しなくなる。 Cutoff パラメーターはサンプルレートをコントロール。 KeyFは100を使わないと音程が維持されない。

下のようなビットサウンドを作れる。

LP TN6SVF *

TyrellN6の状態変数ローパス。他のタイプより1オクターブ高い。

LP MS2035 *

Divaの初期バージョンrev1 ローパス

LP S20SK *

Divaの初期バージョンrev2 ローパス

* 最後の3つは以前のバージョンのZebraで誤って含まれていたもので、互換性を考慮して再導入された。CPU負荷は他のタイプに比べてかなり高い。

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