CLAPi u-he Zebralette 3 fx Time Variant Effects
アニメーションやモーションを作成。
Dissociate
位相操作なのでRendererをAdditiveにしていたら効果はない。 波形で見るとかなり強烈な動きをする。 わずかに不協和音が含まれる。気になるほどではないので、音に動きを付けたいときには有効。 下は矩形波にDepth4とわずかにかけた場合。かなり波形は暴れるが、位相なので、音はそれほどでもない。 Depthを上げていくと猛烈なスピードになる。
Posterize
波形モーフィングにさらに効果を加えられる。
波形モーフィングのローパスフィルターのように、波形の遷移を滑らかにする。 エッジが丸くなっている。注意点としてはモーフィングしない波形には効果が出ないこと。
選択可能なトリガーによるサンプル・ホールド(オプション)。 LFOで試すと一時的にホールドする。 カクカクアニメのようになる。角もカクカクになった。
Spectral Decay
カーブを使用して、各ハーモニックのディケイ・レートを設定する。 下は矩形波に白いカーブを適用。 白いカーブはノコギリと同等の形状だが、周波数スペクトルとして機能するので、高域が速く減衰し、基音が残るため、 矩形波が弾けてサイン波のようになっていく。これは分かりやすく用途も広いFX。
爆発音を作ってみる。これはアナログシンセでは難しい音。
Spectral Noise
波形に対してノイズを与えていく。Depthを上げていくと、波形はかなり乱れるが、音程はキープする。 サイン波などの倍音がない波形では、ノイズ成分は出ないで不安定に揺らめく。
下はAdditiveでHarmonics:32の矩形波にかけた場合。ノイズは32倍音以内に限られているのがわかる。
Wavetableの場合は、Resolutionによって音質は大きく変わる。 200Hz、800Hz、2kHzと周波数を上げるほどコーラスのような効果となり、同時に負荷も上がる。 下サンプルはノコギリ波で、Resolutionを順次上げた例。
Twinkles
名前の通りの効果を生み出す。Trigger Srcの設定で出現率を決められる。 元となる波形に関係なく作り出されるようだ。 下はサイン波に適用してみた。Wind Chimesのような装飾が加わる。